2007-09-24 Mon 23:20
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「派閥の数合わせ」とやらで、雪崩を打って福田支持に傾く中、ひとり戦いを挑む孤高のヒーロー……などというと、実に恰好がいい(笑)。半眼びいきというのでしょうか。やっぱり大勢に立ち向かう人をみると応援したくなる。そういった声が、下馬評を覆す原動力になったのでしょうか。
地方の党員投票では福田さんを上回ったとのこと。やっぱり一般にウケはいい。“党本部前に「麻生フリーク」約300人が集結し、「麻生コール」の声を張り上げた”、らしい。人気なら小泉さんにも負けてないのではないか。 ただ、彼らは(自分も含めて)ファンであって支持者ではない。果たして麻生さんの主張・政策にどこまで共感しているのかは、ギモン。ファンは手のひらを返すのも早い。きちんとした政策とその説明がなければ、あっという間にゴミ箱行き。小泉さんのようなワンフレーズの劇場型は一見わかり易いが、大見出しだけが大きく踊っていて、内容が伴っていない新聞記事のようなもの。分かったような気にはさせてくれるが、実は何も分かっちゃいない。気がつけば、“痛みに耐える”、どころか瀕死の重症。少なくともそういった政治だけはご勘弁願いたい。 ともあれ、麻生太郎の株は落選してなお上昇気流に乗っている。「自民党は麻生太郎という最強のカードを温存できた」という甘利明経産相の言葉には、大きくうなずきたい。 スポンサーサイト
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