2006-01-29 Sun 22:36
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三谷幸喜原作の「十二人の優しい日本人」という芝居がwowowで放送された。自宅では見られないので、わざわざホテルで一泊。法廷ものの傑作とされる「十二人の怒れる男」のパロディである。
もし日本にも陪審員制度があったら、という設定のワンシチュエーションコメディ。「美人」とされる被告に陪審員達は誰しもが同情的で、一度は全員一致の無罪評決を得るのだが、陪審員2番の「話し合いましょう」のひと言で振り出しに。渋々席に戻った陪審員達は、2番に無罪の根拠を問われると、話をはぐらかすのに必死になる。だが審議が進むにつれ、ある証言から被告に対する有罪、しかも計画殺人ではないかという疑惑が……。十二人の陪審員達は有罪と無罪の狭間で翻弄され、考えが二転三転していくのである。 議論下手な日本人が裁判に参加するとこうなるぞ、という未来予想のような(実は昭和初期に陪審員制度があったらしいけど)作品。“本家”はヘンリー・ホンダが他の陪審員ひとり一人を納得させていくのに対して、こちらは意見が二転三転する。自分では意見を言わず、他人の話に相乗りする者、黙りを決め込む者、思うことがあっても言葉にできない者……「なぜ無罪だと思うんですか?」「ん~、感かなぁ」みたいな(笑)。 今、日本でも裁判員という制度が法制化され、数年後には笑っていられなくなるコメディです。さあ、このニッポンに、欧米型裁判制度が根付くのでしょうか? それはまた、別の話……森本レオ風です(笑)。 ……え? タイトル? なんでジンジャーエールかって? DVD借りて、観てくださ~い! スポンサーサイト
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2006-01-23 Mon 01:18
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と言っても英語だけです、もちろん。ブランクが長いのでちょっと不安。で、結果は168点。今までの最高が184点だったから、ちょっと不満。ブログを見てたら「簡単だった」という声もチラホラだったけど、ん~、もうちょっと点数欲しかったかな。
第三問のCが、自分にとってはブレーキ。どうもこの整序問題っていうのがねぇ。英検の受験でもこれが一番イヤだったし。 ICプレーヤーは結構不調だったようですね。再試験が八時近くまでかかった受験生もいたとか。まあ、初物だからトラブルも起こるんでしょうけどねぇ。そもそも会話力なんて、大学入ってから身につけさせりゃいいと思うんですけどね。実際どれほどの人が、本当に英会話力を必要としてるのか……。 センター試験は終わっても、これから二次、私大とありますから、気を抜かずにガンバってくださいね。こんなブログ、読んでる場合じゃないっすよ(笑)。 |
2006-01-21 Sat 18:26
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大学入試センター試験では今年からリスニングが導入されるらしい……っていうか、今日がその本番。「コミュニケーション能力重視の新学習指導要領」とやらに基づいた新たな試みだそうです。でも“コミュニケーション”って、「聞く力」だけじゃなくて、「話す力」も必要だと思うけど……。ああ、なるほど! アメリカの
新聞によると、センター試験では各自にICプレーヤーなるものが配布されることになっていて、約30分のリスニングテストをイヤホーンで受けることができるらしい。なんちゅう羨ましさ。それってやっぱり、税金投入かなぁ? 英検やTOEICだと、スピーカーのくぐもった音声に悪戦苦闘を強いられ、必死で耳を傾けながら、聞き取れない英語に悶絶するわけで……。恵まれてるね、受験生。ま、力のないヤツはそれでも落っこちるわけで……ヤベ! オレのこっちゃ(笑)。 当方も「文句の言える語学力」を身につけるべく、学生諸氏を見習って学習に励みましょっと。 旺文社パスナビ http://passnavi.evidus.com/tokushu/listening/lisning.html 大学入試センター http://www.dnc.ac.jp/center_exam/18exam/movie.html |
2006-01-15 Sun 03:01
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「ハートで感じる英文法」 二回目のテーマは「if」。
番組のなかで使われた例文。シチュエーションは、お客さんが車の値段をまけて、と交渉するシーン。 If you can't give me a better price, I'll look elsewhere. If you can't give me a better price, I look elsewhere. 二番目の文のように主節を現在形にしただけで、かなり威圧的な表現になるらしい。 If you dip litmus paper in acid, it turns red. 確か、「永久不変の真理」って習った記憶がある。絶対に変わらない事実に対しては、いつも現在形を使うという例。 上記のように現在形とは事実を示す表現なので、普通の文で使うと、すごく断定的な言い方になっちゃうんでしょうね。「絶対、こうなんだ!」ってふうに。だから二番目のような使い方をすると、「もう、いい! 他で探す!」みたいな、ちょっと怒った感じで、交渉相手を突っぱねた表現になってしまうのでしょう。使い方を間違えるとヤバそう。 この辺り、理解はできるけど、“外国人”として、“感じる”ことは難しい。“感覚的”に身体に染み込んでないと、つい「will」をすっ飛ばして、相手に不快感を与えてしまう。不用意に「will」をすっ飛ばして、ぶっ飛ばされないように、気をつけましょう(笑)。 |
2006-01-08 Sun 00:59
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かつてテレビで英語の勉強を試みたことが、何度かある。一度や二度は誰しもがやっていること。NHKの英会話講座を手始めに、ニュース番組や映画の副音声、海外ドラマは“フルハウス”、“ブロッサム”、“アルフ”、“ドギー”、……挙げ句の果てには“セサミストリート”や“サンダーバード”(笑)。結局英語で見てるとツライから、日本語にチェンジ。最近では“英語でしゃべらナイト”とか。これまた、字幕を追いかけるのに必死こいて30分が終わってしまう。忙しいからとつい、録画して後で見ようなどと考える。気がつけば半年くらい前の放送分がレコーダーのHDDにいっぱい埋もれてたりする。まるで徳川の埋蔵金(笑)。あれ? どこに埋めたっけ、みたいな……
“ハートで感じる英文法”という番組のことを、他人のブログで初めて知る。結構人気のある番組みたいなので、一応チェック。ほぅ、なるほど。文法をイメージで捉えるとな。グッドバイ、丸暗記! 覚えるのではなくてハートで感じる……ん~、心惹かれるフレーズ。動名詞とto不定詞の使い分け。過去形と完了形のイメージの違い。なぜ丁寧表現に過去形が使われるのか……などなど、確かに今までおざなりにしてきた部分を分かりやすく解説してくれる。 やれやれ、またまたテレビでお勉強。さてさて、いつまで続きますやら……。この番組が自分のお宝になるか、はたまたHDDのお荷物になるかは、三ヶ月後のお話ですな……このブログ自体、続いてるんかいな? ※3か月トピック英会話(ハートで感じる英文法 会話編) 教育: 毎週木曜 午後11時10分~11時30分 毎週水曜 午前6時50分~7時10分(再) 午後0時10分~0時30分(再) ※オフィシャルサイト……だ、そうです。 英文法と英会話:大西泰斗 & PC McVay Official Site |
2006-01-02 Mon 01:06
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明けましておめでとうございます……何がめでたいのか、分かりませんが(笑)。 “一年の計は元旦にあり”。元旦=一月一日の朝……ああ、二日になっちゃった(汗)。元旦どころか元日も終わっちまった(涙)。 でも2006年も始まったばかり。“お勉強は計画的に!”ということで、今年こそ勉強復帰するぞ!……と、決意表明するのは、毎年のこと(笑)。何ヶ月、いや何週間、いや何日持つか……それが問題。 他人様のブログを覗くと、検定に合格しましたって文字が躍ってた。やたら羨ましい。あの、試験までの緊張感。そして終わった後の開放感。ホッとして、さあこれから自由の身だぁ、何でも出来るぞって感じが好き。そして、もちろん“合格”の二文字も……。 ○六月=ハングル検定三級 ○十月=英検一級 ○十一月=中国語検定二級 ってとこかな。とりあえずは現時点での目標、というか願望……というか、妄想(笑)。 |
2006-01-01 Sun 03:11
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今年の大晦日の夜を飾ったのは、紅白でもなくK-1でもなく、昨日届いた「猟奇的な彼女
チョン・ジヒョン演じる“猟奇的な”彼女の可愛らしさもさることながら、随所に散りばめられた魅力的な笑いと伏線。それが素晴らしい。電車の中で兵隊さんが行進するかはギモンだけど(笑)、連続ビンタの予感に腹を抱えてしまった。作品冒頭から繰り広げられる、殴るド突くシバくの連続……その点K-1に引けを取らなかったかも知れない……も、爽やかな(笑)暴力シーンに見えてしまった。だけど、何気ない彼女の言葉の中に、実は彼氏を失った悲しみや、忘れようとするのに忘れられない葛藤があったりする。 そして、すれ違いを繰り返す二人が再会を果たすラストシーンは、思わず声を上げてしまった。 賛否両論あるようだけど、一度は……いや、二回は観て欲しい作品です。韓流ブームはともかく、この作品はお勧めします。正月番組に飽きたら、レンタルショップへGO! おお、気がつけば、年を越していた! |
| 言語的世界征服のススメ |
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